先日、生徒と保護者の皆様に回答いただいた学校評価アンケートを公開しています。
長野中ホームページのトップページの「学校紹介」から、今年度の「学校評価」をご覧いただけます。
皆様の貴重なご意見は、保護者・小学校長・高等学校長・地域の方から組織される「学校関係者評価委員会」で検討し、ご提言をいただき、来年度の学校経営に生かしてまいりたいと思います。
教室訪問の様子もあわせて掲載します。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
1月31日(土)、桜ヶ丘公民館にて4校合同人権教育研修会が、100人の参加者のもと開かれました。
講師は、NHK Eテレの『ストレッチマンV』に出演しているシンガーソングライターの森圭一郎先生。
先生は、熊谷市(旧妻沼町)出身。16歳の時、バイク事故で脊椎を損傷し、下半身不随となり車椅子生活になりましたが、その後高校の部活動で歌とギターに出会い、音楽に本格的にのめりこむようになりました。21歳の時、知人が開いたバーで働き、弾き語りを始め、ボイストレーニングを受け、本格的にプロのシンガーソングライターを目指したそうです。
全国47都道府県のみならず、アメリカ横断ツアーなど達成し、活躍している方です。
「人生は挫折してから始まる」
「『なぜ自分だけ』と思う時はあるが、きりがない。前向きになれば、小さなことでも幸せを感じられ、好循環になると分かった」
「自分は障害を乗り越えたんじゃなく、受け入れた。歌を聴いた人には『あるがままの自分を受け入れればいいんだ』」。
歌と語りの90分間。最後は、皆で音楽に合わせて手を振り、温かい感動に包まれたひとときを先生と共有しました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
スキー学校の帰途も順調にすすみ、1年生全員が無事に長野中に戻ってきました。
3日目最後のスキー講習は、志賀高原でもまれなほどの快晴で、青空と白い雪のコントラストが映えるゲレンデでどの班も気持ちよく新雪にシュプールを描いていました。
3日間のスキー講習が終了し、閉講式では代表生徒に修了証が手渡されました。
また、生徒からは、お世話になったインストラクターの先生方へお礼の手紙を渡しました。
楽しくスキーを滑ったあとは、ホテルで最後の昼食をいただきました。
あまりの牛丼のおいしさにお代わりのテーブルには長蛇の列ができていました。
以上3日間のスキー学校の様子をお伝えしました。
スキー学校のホームページをいつも閲覧いただきありがとうございました。
遠く志賀高原にいても、ご家族の方等にいつも見守っていただいているような安心感がありました。
ぜひ、帰宅したお子さんからたくさんのお土産話を聞いていただければ幸いです。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
今日の始業式で、「ファースト・ペンギン」というお話をしました。次のような話です。
ペンギンが氷の上をうろうろしているのを見たことがありますか。水の中に飛び込むそぶりを見せながら、なかなか飛び込まない。飛び込むかと思うとやめてしまう。お互いに、「お先にどうぞ。」と譲り合っているようにも見えますが、あのペンギンの仕草には、自然界における生存をめぐる厳しい条件が隠されているのです。
南極に暮らすペンギンたちは、海に飛び込んでは食料となる魚を捕ります。ところが、海にはシャチやアザラシ、オットセイなどの肉食獣がペンギンを狙って海の中で待っている危険性があります。魚は食べたい、でも敵がいて食べられてしまうかもしれない。 ペンギンはいつも氷の上で右往左往しています。
そんなペンギンの中で最初に飛び込むペンギンが、「ファースト・ペンギン」と呼ばれています。他のペンギンたちは、最初に飛び込んだペンギンが無事にエサを捕って帰ってきたのを確認すると、次々と海に飛び込むのだそうです。
最初に飛び込むペンギンは怖くないのでしょうか?最初のペンギンは、絶対に割が合わない役目だと思います。しかし、皆が皆そう思っていると、全員エサにありつけません。みんな、飢えて死んでしまうかもしれません。誰かが1番にならなくては、2番目、3番目はないのです。
これは、ペンギンの話ですが、人間に例えるとどうでしょうか?
NHKの今年の大河ドラマは「花燃ゆ」。長州藩の吉田松陰の妹が主人公ですが、幕末の長州藩には、「ファースト・ペンギン」がたくさんいました。幕府の法律を犯してまでペリーの黒船に単身乗り込もうとした吉田松陰、松陰の基で学び、命をかけて江戸幕府を倒し、新しい世の中をつくり上げた高杉晋作、伊藤博文、井上馨たちです。彼らは、正に勇気を持って事に当たった「ファースト・ペンギン」でした。
さて、私たちの生活の中にも、時に、海を前にしたペンギンのような場面があります。幕末の偉人たちのように命をかけるようなことではありませんが、例えば、クラスの中で係や実行委員を決めるとき、どうしても友達に意見をしなくてはいけないとき、何か新しいことにチャレンジするときなど、最初に言葉を発したり、行動に移すことはとても勇気がいること、大変なことだと思います。
みなさんは、今、中学生です。これからの長い人生の中には、この「ファースト・ペンギン」の精神を持ってチャレンジしなければならない時がきっとあると思います。そんなときには「行くぞ!」「やるぞ!」といった決意が大事です。
まず一歩前に踏み出すこと、今年は、ぜひチャレンジして「ファースト・ペンギン」になってみてください。