本日と明日の2日間、3年生は中学校生活最後の期末テストに取り組んでいます。公立高校の入試をひかえ、一層気持ちが引き締まっている様子です。また、私立高校への進学が内定した生徒も、入学への準備として、一生懸命取り組んでいました。中学校生活残り20日間となった今、すべてにおいて悔いが残らないよう全力で何事にも取り組んでください。がんばれ!3年生!
本日、1時半より、第2回学校評議員会および学校関係者評価委員会が校長室で開催されました。地域の有識者やPTA役員等の方々や進修館高校や東小、北小、桜ヶ丘小の校長先生方が委員としてご来校いただきました。はじめに、校内を一巡した後、校長より、学校経営について自己評価シートに基づいて説明をしました。その後、学校だより等を使い、1年間の活動について報告しました。この他、主幹教諭より、生徒、保護者、職員のアンケート結果について説明を行いました。最後に、各委員さんから、長野中学校の取組について、貴重なご示唆をいただきました。たくさんご指導・ご助言を今後の学校経営に生かしてまいりたいと思います。ご多用の中、お越しいただき本日はありがとうございました。
先日、3年生は総合的な学習の時間を利用し、埼玉県選挙管理委員会から講師の先生を招き主権者教育出前講座を受講しました。この取組は、平成27年6月17日に公職選挙法等の一部を改正する法律が成立したことにより、選挙権が満18歳以上の者にも与えられるようになったことを受け、3年後に選挙権を有する中学3年生についても、今のうちから、意識の高揚を図るために開催したものです。実際に、今の投票率の実態を知った上で、なぜ、主権者教育が必要かの説明を受け、その後、実際に3年生の3人の先生方が立候補者として演説を述べ、本当に使われる投票箱を使って、模擬投票を行いました。君たちの1票が明日の日本を埼玉県をそして、行田を創っていくのです。講師の皆様、生徒たちに貴重な機会を与えてくださりありがとうございました。
今朝の全校朝会の校長講話では、「稀勢の里 横綱昇進に想う日本人の心意気」と「陸王に想う故郷行田愛」の2つの話がありました。稀勢の里関の何度も何度も「綱」に挑戦しては跳ね返される試練とあきらめず挑み続ける真摯な姿勢。国民も期待しては、夢が消えるの連続であったが、最後まで日本人力士の横綱誕生を願い、応援し続ける気持ちは、わが国を愛する気持ちそのものであること。「陸王」では、足袋の町、地元行田の老舗業者がランニングシューズ開発で世界的に有名なスポーツメーカーと熾烈な競争・対決を展開し、そのハラハラ・ドキドキ感が読み手の心を熱くし、市民である自分も知らず知らずの内に話に引き寄せられ、地元業者の応援に熱くなっていること。これはやはり故郷行田を想う心が根底にあること等の内容でした。この「陸王」の著者は、「半沢直樹」「下町ロケット」を書いた池井戸潤氏で、10月テレビ放映が決まったそうです。尚、講話の後、たくさんの生徒の活躍を表彰しました。
本日、今年度最後のまきば園ボランティア活動がありました。みぞれ降る寒い中でしたが一生懸命自転車を漕ぎ、おじちゃんおばちゃんの待つまきば園に向かいました。「寒い中、よく来たね!」と声をかけてもらいながら、話が弾みました。人の話を聴くというお話隊の活動は、いっけん簡単なように思えますが、心を込めて相手の話を聴かなければ、スムーズな会話になりません。年度当初、まだ、かたさのあった表情も今は、温かみのある穏やかな表情で、相手の想いを受け止めながら丁寧に話を聴いていました。そんな生徒たちの姿を見て、人としての成長を確かめることができました。また、お掃除隊においては、窓ガラスや車いす等、きめ細かいところまで丹念に拭き、磨いている様子に心がうたれました。ボランティア活動では、人に喜んでもらいたいという無償の取組が大切です。そして、相手が喜んでくれて、笑顔を見せてくれたり、ありがとうと感謝の気持ちをいただいたとき、自らの行いが、人の役に立ったんだなと感じ、なんとも言えない充実感、満足感が生まれ、自己肯定感が高まります。本校の目指す学校像は、「よさやとりえを伸ばし笑顔あふれる学校です」本校の生徒のみならず、まきば園の皆様にも笑顔になっていただいたことが、何よりもうれしいことであります。生徒たちに貴重な体験の機会を与えていたただき、感謝状までつくっていただいたまきば園の皆様に心からお礼と感謝を申し上げます。この取組は、私が十数年前、体育教師だったころから始まり、今でも続いている長野中の伝統であります。今後も、こうしたよき取組を続けていきたいと思います。ありがとうございました。